※基本的な動きとルールを説明したものです。戦略等詳しく知りたい場合は、チェスの本等を参照ください。
1.プレイするために必要なもの
白駒6種類16個(キング、クイーン、ルーク×2、ビショップ×2、ナイト×2、ポーン×8)
黒駒6種類16個(キング、クイーン、ルーク×2、ビショップ×2、ナイト×2、ポーン×8)
盤
2.駒の種類
左からキング、クイーン、ルーク、ビショップ、ナイト、ポーン
3.駒の並べ方
4.チェスの遊び方
白い駒を持ったほうが先手となります。
駒を最初の並べ方の通りに並べたあと、先手(白駒)から一手ずつ交互に駒を動かしていきます
駒を進めた先に相手の駒や自分の駒がある場合、取ることができます。
次の手でキングをとれる場所に駒を置くことを「チェック」といいます。チェックをされた場合、キングを取られない位置に移動しなければなりません。
勝利条件は、相手のキングを「チェックメイト」させることです。チェックメイトとは、キングがどこに動いても次に取られてしまう状況の事です。
途中で完全に勝てる手が無くなった場合「リザイン(投了)」することもできます。
5.チェス駒の動かし方
ポーンの動かし方
1マス前に進むことができます。ただし、そのコマが最初の位置から動いていない場合2マス進むことができます。
斜め前の駒を取ることができます。ただし、目の前のコマは取れないので注意してください。
特殊ルールとしてプロモーション、アンパッサンができます。
将棋でいうと歩ですが、動きはかなり違うので注意しましょう。
ナイトの動かし方
まず上下左右どの方向でもいいので2マスまっすぐ進みます。そこから右か左へ直角に曲がり1マス進みます。
ナイトだけの能力として、間にある駒を飛び越して移動することができます。
将棋でいうと、どの方向にも行ける桂馬です。
ビショップの動かし方
斜めの方向に何マスでも進むことができます。
将棋でいうと角です。
ルークの動かし方
上下左右に何マスでも進むことができます。
将棋でいうと飛車です。
クイーンの動かし方
上下左右、斜めに何マスでも進むことができます。
将棋でいうと飛車+角です。
キングの動かし方
上下左右、斜めに1マスでも進むことができます。
将棋でいうと王です。
6.チェスの特殊ルール
プロモーション
ポーンが進める最終のマスにたどり着いた場合、キング以外の駒に昇格することが出来ます。一般的なチェスでは、クイーンを選択することが多いです。
アンパッサン
2マス移動で隣にきたポーンに対してそのポーンの後ろに移動することで、移動してきたポーンを取ることが出来ます。 この取り方ができるのはポーンだけです。
キャスリング
キングとルークを1度に動かして防御を固める方法です。 キングをルークの方向に2マス移動し、そのキングをまたぐようにルークを隣へ移動することです。キャスリングするためには以下の条件があります。
キングとキャスリングをするルークが共に一度も動いていない
キングとキャスリングをするルークの間に駒が無い
キングにチェックがかかっていない
キングが通過するマスに敵の駒の攻撃判定がかかっていない
ステイルメイト
次の3つの条件が全て揃った時が、対戦相手によって「ステイルメイトされた」状態に該当します チェスでは、 引き分け になります。
自分の手番である。
相手にチェックはされていない。
合法手がない。(どの自分の駒も動けるところがない)
7.チェスの棋譜(スコア)の記号
番地 チェス盤の縦横の列に文字(アルファベット)と数字で表す。
キング K
クイーン Q
ルーク R
ビショップ B
ナイト N
ポーン P (省略されます)
相手の駒を取った時 ×
チェックをした時 +
チェックメイトの時 #
キングサイドキャスリング 0-0
クイーンサイドキャスリング 0-0-0
好守 !
悪手 ?